| 1. |
人がこの世に生まれるということは、ただごとではありません。 |
| 2. |
子供が生まれることを”授かりもの”というのはその意味です。 |
| 3. |
二対を生むのは両親ですが、命の親は、生命本体界の本仏です。 |
| 4. |
本仏の親から生まれたあなたは、正真正銘、本仏の子供です。 |
| 5. |
本仏の子と生まれたのは、この世で本仏のお手伝いをする役があるからです。 |
| 6. |
倶生神という神様は、その本仏の代理の役がよく果たせるようにと、生まれた時から同時にあなたの身についている神様です。 |
| 7. |
これには深い理由があります。 |
| 8. |
だが、あなたはそれを知りませんでした。 |
| 9. |
知らなくても、神様の方は常に護り続けておられます。 |
| 10. |
その護りを知っている人と、知らないで過ごす人では、その護りの強さが違います。 |
| 11. |
知っている人の護りは強く、知らない人の護りは弱いのです。 |
| 12. |
強くても弱くても、そのお護りの恵みで今日を迎えたのです。それを忘れてはいけません。 |
| 13. |
それを忘れる人は、不知恩といって恩知らずの不幸者です。 |
| 14. |
あなたの倶生神は、あなただけを護り、他の人には関係ありません。 |
| 15. |
他の人にも、それぞれ倶生神が護っているので、当人だけの護りに専念するのです。 |
| 1. |
倶生神と呼ぶのは、二人の神様を一緒に申すので、本当は同生天という神様と同名天という神様です。 |
| 2. |
同生天は身の危険を護って下さる神様です。 |
| 3. |
同名天は生活を護って下さる神様です。 |
| 4. |
身の危険が守られ、生活が守られれば不足はないでしょう。 |
| 5. |
同生、同名の二天神に護られていることを、初めて人が知ったのは、今から二千三百年も前のことです。 |
| 6. |
その証拠になるものは、その頃書かれた華厳経(けごんきょう)という経典です。それには、人が生まれる時、同時に二天神が一緒について現れる。一を同生といい、一を同名という。天神はいつもその人を見守っているが、その人は天神のことに気がつかない(意訳)と書き残されています。 |
| 7. |
また法華経の安楽行品にももろもろの天神は昼も夜も、法(みち)を守る人の為に、積極的な護りをしている(意訳)天はもろもろの童子を以て、法(みち)を守る人に仕えさせて、刀杖の害や毒の害を防いでいる(意訳)と説いています。 |
| 8. |
もろもろの天神とか、もろもろの童子というのは、倶生神の同生天と同名天の二天神のことです。 |
| 9. |
華厳経も法華経も、共に今から二千年以上も前に出来た経典です。その頃の経典作者の経験が、その一句になっていることに注意して下さい。 |
| 10. |
また今から千二百年ほど前に、中国で有名だった天台大師の書物にもそれと同じように、同生、同名の二天神は、よく人を護るのであるが、人の心が強ければ強いほど強く現れる(意訳)と書き残しています。
|
| 11. |
また天台大師から六代目の「弟子だった妙楽大師は、前の天台大師のことばを説明して、城は身のようであり、大将は心のようであり、兵隊は身の神のようである。城も兵隊も大将の強さできまる。身の神は自身と名前が同じであり、自身と生まれが同じである。このことは生命の神秘による自然の現れである、天神は常に人を護るというけれども、実際は信心の固いことが護られる条件で、固いほど天神の護りは強く現れる(意訳)と書き残しています。 |
| 12. |
わが日蓮大聖人も、龍ノ口の御法難をかえりみられて、あの夜、首が切られなかったのは倶生神のご守護であったと、弟子たちに体験を語られました。去る九月十二日の夜中には、実に危ない所をのがれた。信心が固ければ神の守りが強いというのは是れである。 |
| 13. |
日蓮大聖人はこの外にも、倶生神の御守護について、たくさん教えておられます。 |
| 14. |
書き残されたものは、過去の人が経験したこととして信じられています。 |
| 15. |
この世で信に足るものは現実の事実だけです。あなたも、倶生神のご加護を信じて霊神符をいつでも肌身はなさず身につけていることが、その信のあらわれです。 |
| 16. |
全国数十万の聖徒が、その御守護を受けております。 |